予想通りではあるものの、やはり残念な感じでした。が、そこを納得して、理解して、それでも欲しければ購入すると良いと思います。見た目は本当に趣があって、ディスプレイが主目的であれば大変面白いアイテムなのではないでしょうか？私は演奏用というよりはネタアイテムとして持ち続けようと思います。実際に手に取ってみて感じたことを以下に列挙しておきます。・嘘みたいに軽い流石にポリカーボネート製で玩具のように軽いのが笑えます。・音も軽いプラスチックでウクレレを作って鳴らしたら、きっとこんな音が出るんだろうな、という予想を裏切らない音質。技量のある人がこれでソロを上手に弾いていたら、それはそれで味わいがあるかと。私には無理でした。（笑）・ネックがやわい常識的な弦の張り加減で、まさか本当に反るとは思いませんでした。試しに逆方向へちょっと力を入れるとネックが曲がるのが分かります。、、、さすがに強度不足が過ぎますね。ネックだけは裏から金属で補強するとかの工夫が必要ではなかったのかと小一時間。・超高弦高ネックの反りも相まってか、かなり弦高が高くなります。正直、「弾きにくい」のレベルを超えていました。低いフレットだけでジャカジャカとコードを鳴らす程度の曲であれば何とか。全部プラの一体成型なので調整が出来ないのも痛い。元に戻らないのを覚悟で削るという手もあるでしょうが、怖くて出来ません。・音の延びが無い高音（ハイフレット）になればなるほど顕著で、弾いていると常時カッティングしているんじゃないかという気がしてきます。曲によっては合うものもあるかも？・傷が付きやすい擦り傷等が付きやすく、購入初日の試し弾きの段階でボディにストローク跡が付いてしまいました。何らかの保護を考えた方が良いかもしれません。（私のは手遅れでした）気にしないで傷だらけにするのも手か？・フレット音痴は酷くなさそうネックの反りもあるのでバッチリという訳にもいかないですが、変な安いウクレレよりはまともでした。まぁ、こんなものかと納得出来る範囲内。ネックの反りが酷くなると限界値を超えるかもしれませんが。●総評妙なプレミア価格的になってしまっていて、その価格で期待をして買うとガッカリするものと思われます。色々と駄目な部分を理解した上で、それでもコレクションとして欲しいなら止めません。もしそういう用途だとしても、正規輸入価格以上の価値を感じられませんので、もし購入される方はそれなりの覚悟をして下さい。同じ金額を出すなら、普通のウクレレを購入した方が音質などは何倍も良いものが買えます。弾けばウクレレっぽい音が出る、ウクレレの様な形をした面白いオブジェとしての価値を求める人であればお勧めします。自分の場合、そういう意味での満足度があったので全体的な評価は「普通：★三個」としておきます。


	KA-SWF	KA-SWB or CWB	KA-SWG
スタイル	クリア	マット	マット/蓄光
サイズ	ソプラノ	ソプラノ/コンサート	ソプラノ
カラー展開	6色	4色	1色

KALA カラウクレレ The Waterman プラスチック製ソプラノクリアカラー KA-SWF-BL (ケース付属) 【国内正規品】